サイディング メンテナンス 方法 費用 | サイディング メンテナンス・塗替・張替

メンテナンス(方法と費用)

メンテナンス方法は劣化の度合いによって変わります。

劣化の種類、もしくは新築・前回の改修からどれくらい経過しているかを基準に
メンテナンス方法を見ていきましょう。

1. シーリング工事によるメンテナンス

 シーリングとは、サイディングボードとサイディングボードの継ぎ目(目地部)、
  もしくはサイディングボードと窓枠のサッシなどの間に詰められている、
 ゴム状の詰め物です。
 ボードの隙間からの雨水の浸入を防止し、外部からの振動を吸収する役割を持っています。
 サイディングの種類によっては、継ぎ目にシーリングを施工しない施工方法もありますが、
 窓枠のサッシ周りではシーリングが用いられます。
 正常なシーリングは、指で押すと跳ね返すような弾性がありますが、
 経年劣化により徐々に弾力を失い、防水・振動吸収の役割を果たせなくなってしまうため、
 打ち替えをする必要があります。

 シーリングの寿命は約7~10年と言われていますが、紫外線や雨などの影響で早期に
 ヒビや痩せが発生することもあります。
 新築・前回の打ち替えから5年経った頃より、定期的に点検を行うと良いでしょう。

 ■シーリング工事の費用相場(単価:900~1500円/m、延床面積30坪の場合)
   2045万円

 ■シーリング打ち替えが必要となる劣化症状
 ・細かいヒビがある
 ・肉痩せしている
 ・破断している


2. 塗り替え(塗装)工事によるメンテナンス

 サイディング表面の塗装が劣化すると、サイディングボード自体が水を吸い、
 吸水と乾燥を繰り返すうちに反りや浮きが発生してしまいます。
 塗装の劣化でサイディング自体が傷んでしまう前に、表面の汚れを高圧洗浄で落とし、
 上から新しく塗装するのが塗替え工事です。

 使用する塗料の種類によってメンテナンス周期や費用相場は大きく前後します。
 サイディング自体のメンテナンス周期は長く設定されていても、施工されている塗料の寿命
 が短ければ、早めの塗替えによるメンテナンス工事が必要となります。

 ■塗替え工事の費用相場(シリコン塗料で塗替え、延床面積30坪の場合)
  70~150万円

 ■塗り替え工事が必要となる劣化症状
 ・色褪せがある
 ・チョーキングが発生している
 ・塗膜の剥がれがある
 ・カビや藻が発生している
 ・サビが発生している


3. 張り替え工事によるメンテナンス

 シーリングや塗装も、劣化要因から100%家を守れるわけではありません。
 長い期間をかけてサイディングボード自体が傷むと、シーリング打ち替え、
 塗り替えでは外装自体の劣化の進行を抑えられなくなり、張り替えが必要となります。

 張り替え工事では、古いサイディングボードを撤去し、新しいサイディングボードを
 施工します。
 サイディング自体の寿命からすると30~40年周期で張替えを行えば良いことになりますが、
 シーリングの打ち替えや塗装の塗替えによるメンテナンスを怠っていれば、
 その分サイディングボード自体の劣化は早く進行します。
 この場合、早期に張り替えが必要になる場合があります。

 ■張り替え工事の費用相場(延床面積120㎡の場合)
     200万円~

 ■張り替え工事が必要となる劣化症状
  ・反りや浮きがある
  ・欠けがある
  ・ボード自体に痛みがみられる
  ・サビによる腐食が激しい
  ・衝撃による凹みがある

4. 工事には足場代などの諸経費がかかる

 サイディングの塗り替え、張り替え時はもちろん、シーリング打ち替え時にも、
  足場を立てる必要があります。

 ■足場代の費用相場
  約15~20万円

 また、現場管理費、廃材処理費用など、諸経費が別途加算されることも忘れては
 いけません。

5. 自分でできる日常のメンテナンス

 想定よりずっと早く、サイディングのヒビ割れや、シーリングの破断を見つけてしまった
 とき、1回1回業者に補修の依頼をしていては費用がかさみます。
 簡単な補修であれば、プロに頼まなくとも自分でできるものもあります。

 ■幅0.3mm以下のヒビ割れの補修(難易度中)
  細かなセメントの粉を、ひび割れに塗布・定着させ補修します。
  セメントチョークを手で塗りこむ『チョーク式』、
  セメントの粉を噴射し定着させる『スプレー式』の  方法があります

 ■シーリングの打ち替え(難易度高)
  古いシーリング材を撤去し、専用の接着剤を小口に塗布した後、
  シーリング材を充填し補修します。

 普段からできる範囲で自分でメンテナンスをしていれば、
 多少劣化の進行を遅らせることができるため、いざ業者へ改修工事を依頼するときにも、
 補修工事の費用を抑えることにつながります。
 ただし、手の届かない部位で劣化が発生している場合には、
 素人が補修をするのは危険です。

 高所での無理な作業は、落下などの大事故に繋がる可能性があるため、
 必ず業者へ依頼してください。